Reach For Tomorrow

2017年卒予定の大学生です。日々感じたことを記しておくブログです。

Boyhoodのこと

日本でも公開が始まった(邦題は「6才のボクが、大人になるまで」)ということで。

主人公が6才から18才まで成長する過程(とその家族の変化)を実際に12年間かけて映像化した物語。

トレイラーはここ

海外の映画サイトを見てると、アカデミーでも助演女優賞は有力そう。

ソース

ちなみに主演女優賞は、ここだとジュリアン・ムーアが有力。嬉しい。

あと勉強用に読むからメモとしてNew York Timesのレビュー

 

 

字幕なしでみたから、細かい会話なんかはわからなかったけど、感じたことを書き残しておく。

良かったポイントは2点あって、1つめは劇中の音楽、もう1つはお母さんの実在感。

このリストをみるとわかるように劇中で使われる音楽も12年間の月日を感じさせるように2000年から2012年あたりまでの曲が多い。これが自分が海外の音楽を聞いてきた過程とすごくリンクしてて、ものすごい感情移入してしまった。

オープニングで流れるのがcoldplayのyellowなんだけど、自分も初めて友達から借りた洋楽の アルバムのうちの1枚だったし。その後もVampire WeekendやPhoenixなど、自分がリアルタイムで夢中になった曲が次々出てきて、思い出迷子状態だった。

 

 

2点目、母親役を演じたパトリシア・アークエットがよかった。この作品で初めて名前を知った。

両親は子供を産んだ瞬間から立派な両親になっているのではなく、親もまた子供と共に成長していくんだなってことがひしひしと伝わってくる感じ。子供のことを第一に考えているんだけど、それがいつでもうまくいくわけではなくて、しかも、第一に考えている子供たちからも自分の行動が理解されていない辛さみたいなのが表現されていたと思う。特に急に転校することになって、転校先に向かう車で娘に文句を言われるシーンとか。

この点、「そして父になる」とも通ずるテーマだと思ってたら、是枝監督がコメント寄せてて納得。

 

突飛な事件が起きたりはしないけど、登場人物が成長していく過程をもっと細かく見せてほしいし、終わらないでほしいと思わせるのはひとえに監督の力量。

何気ない日常を切り取りましたっていう類の映画はたくさんあるけれど、それを積み重ねてここまで大きな感動へと至る作品はそうそうないと思うのでオススメです。