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Reach For Tomorrow

2017年卒予定の大学生です。日々感じたことを記しておくブログです。

幕が上がる

movie

5/20 バルト9

原作にとてもとてもとっても心動かされたから、すごいガッカリして映画館を後にした。期待してた分反動大きいから今年ワーストになりかねない…

ももクロは元々好きだし、ももクロ主演ってことでアイドル映画っぽさを作品に反映する気持ちも理解できるけど、なら他の作品の映画化でよかったのでは?
あと、アイドル映画としても高城れにだけ掘り下げてないのよくないでしょ!
それに、小ネタがあまりハマらなかった
文脈知らないでこの映画見た人があれはどういうことなんだろーって調べたりすらしないんじゃないかな…
21ジャンプストリートとか見て面白い小ネタ勉強して欲しい…


以下、イライラが収まらないので信じられないくらい長文の感想

原作のどんな点が好きだったかというと、
1.自分が影響を受けたものとの繋がりを感じながら、自分が作品を通して伝えたいテーマを真に理解するという、主人公が表現者として目覚める瞬間のカタルシスが描かれている点

2.1で書いたことが舞台のクライマックスとシンクロしている点

3.演出という役割の重要性がわかる点

4.高校演劇という自分にとって今まで馴染みのなかった世界をわかりやすく丁寧に紹介してくれる点

5.吉岡先生と滝田先生のセリフの素晴らしさ

それが映画だと
1&2
→舞台は細切れで(youtubeにはある)、辛いこともあるけど、みんなで部活するのって楽しいよね、そのみんなの想いが私達の演劇には詰まってるから!みたいな話に変わってる。
そういう話好きだけど、それならこの原作じゃなくてもいくらでも題材あるはず!!

3
→原作では「演技なんてそんなに上手くならないよ」って吉岡先生のセリフがあって、その分演出家が、構成やキャラ設定に工夫をしてあげないといけないよと主人公にアドバイスし、主人公も試行錯誤を繰り返すんだけど…

映画で、あーりんがスランプになったときの解決策がマンツーマン指導って… ってかあれだとなんでスランプなったのかすらわからないじゃん!!

原作だと、「なるほど!こういう問題も演出家の工夫が必要なのか!」って驚きがあったし、主人公が成長&葛藤してるシーンとしても、部活動っていいよねっていうシーンとしても描けてたのに…
あと、有安の現実に寄せて中西さんの設定変えたなら、それも舞台に反映させれば良いのに!
稽古場のシーンも役者に対する指示とか細切れだし、どう舞台を演出してるかわからない…

 

4
→これは基本的にに不満ない。ただ、原作からの改変で主人公の演劇部には女子しかいなくなってた。原作でもそういう高校はあって、そこは男子がいない分台本の書き換えとか工夫しなきゃいけない点があるみたいなこともきちんと描かれてたのに…
ってか平田オリザは若い人たちに演劇に興味を持ってもらうためのツールとしても、あの小説を書いたって言ってるのに、そういうのおざなりにしないでほしい…

5
→びっくりするくらい削られてる。悲しい

あとは

・あそこで「走れ!」の選曲って歌詞と映画があってないと思った

・カメラ動き回ってイライラする