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システム思考学ぶ入門本「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」

 

なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

 
・この本を手に取った理由

理由は夏に受けた、あるコンサルのインターン選考のグループディスカッションのとほほな失敗談からである。

その選考では、お題が出された後、まず1人で10分ほど考える時間が与えられ、次に個人で考えたことをみんなに発表した上で、グループで議論に入るスタイルだった。

その選考中、個人で考えたことを発表していた時にあることに気づいた。

最初の「切り方」にみんな全く違いがないから、発表を聞く気がおきないのである。

具体的に言うと、この時のお題は「◯◯の売上を2倍にしてください」だったのだが、みんな「自分は、売上=客数×単価で考えました」で始めるのである。

そういっても自分も同じ切り口だったので、途中で「あ、これはやばい。自分でも最初で一気に聞く気失うのに、選考に関わる社員の方がそうならないわけない。周囲と差別化しないと。でも再考する時間はない。ああー」ってなってしまった。

案の定、そこで選考は落ちた。

まぁ、その後の議論でもっと目立てれば通過したのかもしれないけど、それは自分のスペックからしても難しいし、自分の中で敗因は前述した部分にあったと考えていて、なんとかならないもんかなーと思った時に、こちらの方のブログを読みました。

blog.livedoor.jp

やっぱりそうなんだ!と思ったと同時に、ここで書かれていた上記の本を即読むことにした。

以上がこの本を手に取った理由です。

だから、コンサル志望の人とか、そうでなくても問題解決力をつけたいなーとか思っている人、あと、読めばわかるけど、使いこなせれば組織の人間関係の改善とかにも応用可能なんで、そういったことに興味がある人はオススメです。

 

・システム思考って何? 

一度読んだ上で、今の段階で理解していることをメモとして残しておいて、今後書き足す予定。

システム思考のアプローチは、「問題を単発の出来事として考えずに、パターンとしてとらえ、そのパターンを生み出している構造を理解することで、構造に働きかける」というものです。 

なぜ、このアプローチが必要かというと、現在、社会や経済、企業や組織は新しい複雑性のなかに置かれていて、既存のロジカルシンキングによる種類を分類するパターン認識では理解しきれないからとのこと。 

 

・どうやったら身につくのか?

因果関係のループ図を書くことで、システム思考の考え方が身につくとのこと。

そのループ図を書くために必要な構成要素5つ

  1. 最低二つの変数
  2. 原因と結果の因果関係を示す矢印
  3. 矢印の向き
  4. ループの種類(自己強化型かバランス型か
  5. ループの名前

 

 とりあえず、これだけで始められるなら簡単。

今後取り入れて考えてみたいと思う。