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Reach For Tomorrow

2017年卒予定の大学生です。日々感じたことを記しておくブログです。

辛酸なめ子×武田砂鉄トークイベント「2015年の迷言を振り返る」

今年読んだ本の中でベストといってもいいくらい面白かったのが武田砂鉄「紋切型社会」

よく見かける・聞く何気ないセリフ(「会うといい人だよ」とか)から日本社会のイマに切り込む本

感想はこちらに

そんな著者が、辛酸なめ子とトークショーを行うということで、絶対面白いでしょと思って即参加を決意。会場がオープンしたばかりのHMV&BOOKS TOKYOだったので、どんな感じのお店なのか見てみたかったというのも参加を後押しした。

 

イベントの趣旨としては、2015年の流行語大賞が「爆買い」と「トリプルスリー」だったことに不満を抱いている人が多いから、本当の流行語を私たちで取り上げようといったもの。

 

武田さんが冒頭で、「この企画、おしゃれなHMV&BOOKS TOKYOじゃなくて、ロフトプラスワンでやるような感じでしょ」と言って笑いが起きて、そこからあっという間に一時間がたってしまう楽しいイベントでした。

一部だけフレーズを紹介しておくと、「真希だよ」(堀北真希)・「どうして生まれてから大人になったときに照明さんになろうと思ったんだろう?」(広瀬すず)・「俺の子だったら、アメリカで成功しろよ」(大沢樹生)とかが出てきた。

そのフレーズだけで「あっ、そんなのあったな」 ってなるんだけど、そこから2人が彼らが、どうしてそのフレーズを口に出すことになったのかという背景を妄想ベースで語るところが面白かった。

 

 

辛酸なめ子って、語り口とモノの見方が絶妙で、本人は笑わせようとする意識を持っていないだろうけど、話を聞いているだけでも笑いそうになる。

前に友人に「辛酸なめ子好きそう」って言われて、その時は「『女子校育ち』の人か、名前は聞いたことあるけど、よく知らないなー。どこらへんが自分に近いのかな〜」って気になっていたけど、そこから「共感百景」と今回のイベントを通じて、その友人の印象が間違いではなかったことを実感しつつある。

とりあえず、この本あたりから掘り下げていきたい

妙齢美容修業 (講談社文庫)

妙齢美容修業 (講談社文庫)

 

あと、こういった出版記念イベントみたいなものに参加するの楽しいなって思うようになった。

自分の周りでは話題になっていたし、早稲田の生協の書店でも特設ブースが設けられていた本だが、リアルのイベントで他の読者の方がどんな方なのかを知れるのは楽しいし、仲間意識みたいなものが少しだけ芽生える。

今年参加したイベントの感想はこちらに

m-tenenbaum.hatenablog.com