Reach For Tomorrow

2017年卒予定の大学生です。日々感じたことを記しておくブログです。

ナナメの夕暮れ

今週、オードリーのオールナイトニッポンの武道館ライブに申し込んだ。リスナー歴は2,3年と短いが、若林の新しいエッセイ「ナナメの夕暮れ」を読んだら、この全国ツアーに対する思いに触発されて、今回は申し込まないといけないと思った。

"ハイセンスだと思われたい"というような自意識が低下したことによって、その反作用で隆起してきた「理解者がラジオを聴いてくれているときの"感じ"を、見つめて見つめて煮詰めて凝縮したようなネタが作りたい」という姿勢は、ものすごくオフェンシブな発想を引き出してくれた。

ネタが完成した時、正直、10年ぶりにオードリーの漫才がバージョンアップされた手ごたえがあった。

バージョンアップした漫才見たすぎる…

あと、西加奈子さんや加藤千恵さんといった、自分と趣味や悪口のポイントが合う異性に救われたという話があって、自分にもそういった友達がいたので、思わず感謝のメッセージを送った。送った後にちょっと恥ずかしい気持ちになったが、普通に受け止めてくれたのが、とても嬉しかった。

 

前のエッセイ「社会人大学人見知り学部卒業見込み」は実家のトイレに置いて何度も読み、特にここの部分はお守りのように大事にしている。

特にすごいわけじゃなく、特にダメじゃない。そんな自分の自己ベストを更新し続けていれば、結果が後からやってこようが来なかろうがいいじゃないか。特別な才能がないから自己ベストを更新し続けるしかないと言うあきらめは、僕にとって自信になった。

今回のエッセイと前のエッセイを読み通すと、意識に目に見える変化があって面白い。自分語りが多かった初期から、他者やファン、社会のことを気にかけるようになっていく現在までの課程が鮮明だ。

このエッセイを読んでいると、いつか自分ももう少し歳をとったら、今は何なんとなく嫌悪感があるようなことをシレっとやっていたりするのかもしれないと思う。

そう思って、今なんとなく嫌悪感があることって何かなと考えてみたけれども、そのこと自体ではなく、誰とやるか、みたいなところに嫌悪感の正体がある気がする。

例えば、友達とゴルフの打ちっぱなしに行くのは楽しそうだけれども、好きでもない会社の人とゴルフの打ちっ放しには行きたくはないなぁ〜みたいな感じ。

何年後かにこの文章を読み返すときがくるのが楽しみ。

 

1011の日記

今日は仕事帰りに新宿に行って、紀伊国屋書店で坂元裕二の本を買った。

『脚本家 坂元裕二』 (-)

『脚本家 坂元裕二』 (-)

 

各ドラマのパンチラインを振り返るコーナーを読んでいたら、消化不良感のある「カルテット」・「それでも生きてゆく」をちゃんとみたいと思った。

 

最近は、仕事をがんばりすぎないというか、今日のところはこんなところでいいかな位のタイミングで切り上げるように意識している。

前の四半期は成績があまりよくなく、幾分心をすり減らしていた感覚があったので、年末までは無理をしすぎない程度に、でも、自分の引き出しを増やせるかどうかは常に念頭に置きながら、コツコツ努力を積み重ねて、自己ベストを更新している実感を得ていきたい。

20181008

この日は朝から会社の同期とドライブに行った。

免許を取ってから、3年近く経ち、初めて自分で運転した。免許は見栄を張ってマニュアルで取ったので、オートマの運転に慣れなくて大変だった。

高井戸から木更津のアウトレットまで1時間位の運転で結構疲れた。でも、同期が的確に指示してくれたり、励ましてくれたおかげで何とか乗り越えられた。

前まではドライブなんて自分がするとは思えなかったが、実は意外とやってみると楽しかった…なんてことは正直まだそこまでなかったけれども、やってよかったと思うことはたくさんあった。

例えば、そういうことが好きな人の気持ちも前より具体的に想像できるようになったこと、自分が持っている過度な偏見や期待を少し捨てることができたこと、改めて自分が本当に好きなこと、夢中になれることは何かを考えるきっかけにもなったこと、後はそういうことをやった所で根っこの部分は変わったりしないことに気づいたこと。結局以前の自分は、そういうことをすることで、自分が変わっていくことを恐れていた気がするけど、別に変わりもしないし、変わるというかキャパが広がるって感じが適切な気がする。

 

だから、付き合ってくれて車内で他愛もない話を続けてくれた友達にはただただ感謝です。社会人デビュー感ある1日でした。

20181007

今日は鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの試合を見に行った。

東京駅から11時にバスに乗ったものの、到着が14時でその時には前半が終了していた…

途中、鹿島市役所にバスが止まった時は、「こんなところで降りる人いるのか?」と思ったものの、2〜3人いてびっくりした。びっくりしつつバスの中で聞いていたベニーシングスの新譜は良かった。

 

シティ・メロディ

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試合はそれほど決定機もなく、3時間かけて行き、45分の試合を見て、2時間かけて帰るという割とタフな1日だった。

ただ内田篤人がプレーしているのを生でちゃんと見れたのは良かった。あと、今日初めてJリーグのアプリをダウンロードしたので今後は使ってみたいと思う。

この試合は鹿嶋市の小学生がたくさん招待されていたこともあり、いつもよりスタジアムに子供が多かったと思う。いつか自分も父親になったとして、サッカーの試合には子供を連れて行ける気がした。ディズニーランドに連れて行ける覚悟はまだない。

そんなことをぼんやり思ったりしているときに、Jリーグ観戦に集う人々の日常の取るに足らないような、でもその人たちにとっては大切な瞬間を切り取った津村記久子の「ディス・イズ・ザ・デイ」を思い出した。これは本当にいい小説なのでオススメです。

ディス・イズ・ザ・デイ

ディス・イズ・ザ・デイ

 

 

帰りに東京駅で久しぶりにイノダコーヒに寄った。ここは留学から帰った時に1番最初に寄った思い出のある場所なので、その時のことを回想しながら、マロンパフェを食べた。

そこで久しぶりに留学の前後からつけているノートを見返して、日々あったことや気になったことをおろそかにせずきちんと言葉にしたいなと考えて、久しぶりに今日ブログを書こうとした次第です。

働き始めてから1年半経って社会人生活も少し落ち着いた気がするので、少しこういった自分の時間を取り戻していきたいなと思っている。

山井太「スノーピーク 『好きなことだけ!』を仕事にする経営」からユーザーに焦点を絞ることを考える

 ユーザーのことを考えるという、至って当たり前のことをもう一度改めて考えてみようと思っているときに読み返したのがこの本。

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

 

 個人的には、スノーピークといえば、フジロックでキャンプをしている人たちが使っている人がいるアウトドアブランドというイメージであった。キャンプは、フジロックのときだけしかしない私は、高価だけど圧倒的な高品質商品を展開しているといった知識も皆無であった。

 スノーピークのミッションステートメントには、「自らもユーザであると言う立場で考え、お互いが感動できるものやサービスを提供」と記されている。これだけだと、正直どこの会社でもあるようなメッセージであると思う。

 ただ、このミッションステートメントを実行するためにどこまで踏み込んでいるかという観点から見ると、スノーピークはかなりエッジが立っているのだなと感じた。

 特に以下の2点が代表的なものだと感じた。

①商品の永久保証

②ユーザーと直接語り合うイベントの開催

また、これらの施策は、もちろんユーザーのことを考えた施策であると同時に、副次的な効果もかなり高いものだと思う。①は製品の開発力、②は社員のモチベーション向上といった効果も狙うことができる。 

そういった施策が複合して、熱心なファンを作り出すことに成功し、下記のようにデジタルでも良い反応を獲得できているのだなと思いました。

www.nikkei.com

これが最終的には、消費者価値を高めることにつながっていくという理解をしました。

「How Google Works」で語られている「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」について改めて考える。

 学生時代にこの本を読んだときに、当たり前のように感じていた「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」というフレーズは、実際働き始めてみると、どうしても目先のターゲットを優先してしまうことがしばしばあり、なかなか突き詰めて実現するのは難しいものだと実感した。

How Google Works

How Google Works

  • 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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  そんなことを考えながら読んでいたこの本では、「ユーザーに焦点を絞る」と言うことを、「消費者視点に立って考える」と言い換えられてように感じた。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

 

 ここで語られている消費者視点とは、下記のように定義されていた。

 USJが消費者視点の会社に変わったと言うことがV字回復の最大の原動力だと思います。

 消費者視点とはどういう考え方でしょうか?私がかつて修業したP&Gというグローバル企業が信じている価値観に「Consumer is boss.」というものがあります。あの会社がやろうとしていた考え方はこの消費者視点に限りなく近いと思います。つまり「消費者の方を向いて、消費者のために働け」という意味です。

(中略)

 消費者視点の会社であるという事は、とにかく消費者の喜ぶことならば何でもしますということではありません。むやみにコストをかけて消費者の要求に対応するようでは、中長期では消費者価値を生み出すことができなくなるからです。会社がずっと続いていくためには、様々な制約の中で総合的な判断を重ねていくことになります。その難しい判断の起点となるのは結局のところ「どれだけの消費者価値につながるのか」という1点に尽きるのです。

 簡単に言えば会社側のどんな事情もどんな善意も、消費者価値につながらないのであれば(消費者に伝わらないのであれば)一切意味がない。そう腹をくくった意思決定をできる会社が消費者視点の会社です。

 

 この後、なぜ消費者視点を突き詰めるのが難しいのかにも言及されていて、そこで書かれていることは、まさに今の自分が直面している現状と近くて、ヒヤリとした。

  ここで、改めて、「ユーザーに焦点を絞る」(消費者視点に立つ)ということが具体的にどういうことなのかを今まで読んできた本などで振り返って勉強していければと思っている。

森岡毅 「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」で語られている日本のマーケティングの課題

社会人になってもう一度この本を読んでみたら、学生の時に読んだ時より、具体的にイメージがつきやすくてとても勉強になった。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

 

特にここの部分は私がリアルに直面しかかっている課題だった。

 TVCMを使用している多くの企業のうち、どれだけが自社のTVCMの効果をきっちり測定分析できているでしょうか?広告代理店から年に一回届けられる「メディア・レビュー」と題された彼らにとって都合の良いデータ話をしているのではありません。私が言っているのは、自社内で効果を判断できる能力の話です。

 敢えて申し上げましょう。大多数の日本企業ではTVCMの効果測定ができていません。効果測定を自社内でちゃんとやる能力すらありません。だから広告代理店やTV局にとって、いつまでも最高に素晴らしいお客様なのです。

(中略)

 なぜでしょうか?答えは明確です。これらの会社にちゃんとしたマーケティングの機能がないからです。

 USJがやったように、マーケティングができるスタッフをある程度の人数揃えて、そのマーケティングが機能する組織構造と社内のシステムを作れば、より効率的な広告予算の執行を実現できるようになります。まず違ってくるのはTVCMの質です。本当に顧客に買いたいと思わせるTVCMを広告代理店に作らせることができるようになります。

 ここで書かれているマーケティングが機能する組織体制については、前回まとめを書いたこの本でも言及されていた。ここでは、TVCMというよりデジタルマーケティングという文脈で語られてはいるが、決して異なるものではないと思う。

m-tenenbaum.hatenablog.com

ここでは社内に持つべき機能として、下記の5点が挙げられている。 

①顧客を見える化し、行動変容につながる打ち手を考える機能

②デジタルに落とし込み、どのようなキャンペーンを実施すべきかを企画する機能

③結果を中間指標も含めてどのように評価し、改善していくべきかを考える機能

④社内データを把握し、分析できる機能

⑤アドテク・ベンダーの評価活用、プロセスを考える機能

USJの本で指摘されている日系企業の課題は⑤以外の全てと考えても問題はないのかなと思う。

これから先、日系企業のマーケティング部署とやり取りする上で、こういった課題は少なからず抱えているのではないかということを念頭に入れてお話をしていければ良いなと思う。