2016年8月のこと
8月は、暇を満喫するということがテーマだったのでひたすらのんびりした。
そんな一ヶ月の備忘録
よく聴いた音楽
フジロックの行きや香港の空港で飛行機待っている間のBGMだった。GRAND MASTER MEMORIESの歌詞とか、「どうしてこの人たちは小学生のときの雰囲気をこんなに鮮明に思い出せるんだろう...?」みたいな気持ちが湧いてくる。
タワレコのインストアライブにも行ったけど、久し振りに聞いた「サマーゾンビー」もめちゃくちゃ良かった。
琥珀色の街、上海蟹の朝(初回限定盤・CD+Bonus CD)
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2016/07/06
- メディア: CD
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アンテナの再現ライブのアンコールで初めて聴いたときは、ceroみたいだしあんまりピンとこなかったんだけど、先輩が昔「くるりの新曲ってすぐに良いかどうか判断できない」って言ってたことを思い出して、繰り返し聞いていたら馴染んできた。
ザ・なつやすみバンドの中川さんが参加している「ナイトランデブー」を帰り道に聞くといい夏過ごしている感に浸れた。
香港といえばこの歌みたいなところがあったから、ひたすら聞いてた。ちょっと前のNHKのミュージック・ポートレイトで満島ひかりが人生で大切な10曲の一つに選んでいたのいい話だった。
Major Lazer - Cold Water (feat. Justin Bieber & MØ) (Official Lyric Video)
ジャスティン・ビーバーの来日きっかけで聴き始めたけど、" I'll be your lifeline"って歌詞がエモい。14歳の女子ならビーバーに恋している、多分。
あとは、結局行かなかったけどサマソニ関連でRadioheadを久々に聞いた。あとはFrank Oceanと乃木坂46
この夏みた映画とか
ノンストップで「ストレンジャー・シングス」見終えた。キャリー、ET、スタンド・バイ・ミーとかの80年代映画の良いところを全部バランスよく合わせました、みたいな感じで面白かった。最近の映画だと「イット・フォローズ」、「10クローバーフィールド・レーン」とかを思い出した。
— m.n (@M_Tenenbaum) 2016年8月29日
これを書いている途中にシーズン2の製作が決まったみたいだけど、それも当然という出来。ウィノナ・ライダーは元カレのジョニー・デップがDVでイメージダウンしているのと対照的にキャリア急浮上 。
80年代のスピルバーグ映画って両親が好きだから幼少期に見た記憶あるけど、今もう一度見たら、どうなんだろうか?
「冬冬の夏休み」、夏休みの子供が主役の映画でこれ以上の作品に出会える気がしなくなるほどよかった…眩すぎる…
— m.n (@M_Tenenbaum) 2016年8月30日
エドワード・ヤンが出演してるか… https://t.co/Lsp91ADJjW
是枝監督の本を読んで、侯孝賢へのリスペクトが勝手に高まっていたんだけど(「幻の光」を見て、監督にベネチア国際映画祭に出すようにアドバイスしたりとか)、それを差し引いても素晴らしい作品だった。
どこにでもある夏休みの田舎の風景と交流を描いた作品って言ってしまうこともできるんだけど、全く退屈しない。それこそ、ザ・なつやすみバンドの「ハレルヤ」とかの世界
窓の外 街の呼吸 祈りたち
つかまえながら 走る線路沿い
早稲田松竹で見たんだけど、同じ回に好きな女優がいて、テンション上がった。(夏っぽくてよい)
「君の名は。」は、香港にいるときに小説の方を読んで、「あっ、これ苦手」と思ったし、代表作の「秒速5センチメートル」もわりと無理だったので、期待はあまりしないで行ったら、大満足だった。四ツ谷(須賀神社は家のそば)、代々木、新宿、赤坂などなど自分の生活圏内の風景がここまで描かれると、物語に入り込んじゃう。「転校生」、「時かけ」、「秒速5センチメートル」など色々な青春映画を想起させつつ、手際よく着地してて、上手いなとも思った。
このジブリ特集のキネ旬で南波克行氏がジブリ映画の魅力について語っていたときに
概念的には相反するリアルとファンタジーがアニメーションにおいては自然に共存できる。理想だけの人生もなければ、現実だけの人生もあり得ない。どんな人も、常にその二つを行きつ戻りつしながら、実人生を送っているはずだ。実写においては、どうしても二元論的になるこの二つの往復運動が、ここでは同一次元に並列が可能なのであり、だからアニメーションなんだという必然が明確になる
って書いてたことを思い出した。そうやって考えると「君の名は。」は小説ではなく、アニメでこそ表現されるべき作品って気がする。
「シン・ゴジラ」、「シング・ストリート」とかも見た。「シング・ストリート」は、ちょっと個人的には不満だった。「シン・ゴジラ」は市川実日子の人気がすごくて、「すいか」ファンとして嬉しい。あと、野外上映会デビューもした。上映中にどこまで気楽に喋っていいかの塩梅が難しい。
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