2017年1週目のこと その1
2017年は映画や本の感想だけでなくて、日々のことも書いていこうかなと思う。
2017年は「継続」や「習慣」をテーマとして意識して過ごしたい。
元旦、朝は家族でおせち食べてのんびり過ごして、午後は天皇杯の決勝を見る。
序盤、中村憲剛に鬼の形相で迫る小笠原の姿にこの試合に対する気合いを感じ(ガットゥーゾみたいだった!)、準決勝での負傷を押して出場した山本脩斗の先制点でぶちあがる。後半は、フロンターレとのコンディションの差が明白でハラハラしたけど、なんとか同点でしのぎ、延長で退団が決まっていたファブリシオのゴールが入ったときはガッツポーズ。金崎夢生不在だったけどチーム一丸で勝ち、良い2016年シーズンの締めくくりだった。2016年シーズンは3試合スタジアムに見に行ったけど、2017年は5試合は見に行こうと心に誓った。
サッカー観戦後は、ファーストデーなのでチャリで早稲田松竹に行き、小津安二郎「晩春」を見る。正月っぽいと思って以前から構想していた。
見たあと色々感想を探していたら、やたら「壺」のことが書いてあって、何のことを言っているんだろうと不思議な気持ちになる。その後、蓮實重彦などがその壺を巡って論争があったことを知る。見ているときは余裕で見過ごしていたので、自分の見る力のなさを実感する。
2日は、箱根駅伝と「ご本、出しておきますね」を見た記憶しか残っていない。
箱根駅伝は、早稲田のことが気にかからないわけではないけど、別に勝たなかったからどうってことでもない感じ。結局早慶戦も1回も見に行かなかったなぁ。
「ご本、出しておきますね」は、村田沙耶香が「小説で人を救っていきたい」としれっと言っていて、かっこよかった。朝井リョウが恩田陸の「蜂蜜と遠雷」とさくらももこのエッセイを勧めていた。さくらももこは同じ誕生日であることがつい先日判明したので、今年は強化年間にしていきたい。
3日(と7日もだけど)は中高の部活の友達とサッカーをする。
8時半集合でサッカーをした後にみなとみらいの万葉倶楽部にいく流れは、去年に引き続き恒例行事になりつつあるイベント。社会人として働いている子、医者や弁護士を目指して引き続き勉強している子、アメリカの大学の博士課程に進む子もいて、近況報告に花が咲いた。多少エモい話もした。 12歳くらいからの友達だけど、みんなもう他の居場所があって、そこでは私が知らない姿があるという事実に猛烈にグッとくるときが最近しばしばある。
その2へ続く