Reach For Tomorrow

日々の一部始終

2017年2週目のこと その1

8日は午前中に用事を済ませて、午後はのんびりしていた記憶。

Pictured Resortのジャケットを担当していたこともあり、ちらちらTLで名前を見かけていた石山さやかさんのデビュー作を読んだ。

サザンウィンドウ・サザンドア (フィールコミックス)

サザンウィンドウ・サザンドア (フィールコミックス)

 

 「断片的なものの社会学」の岸さんが推薦していたことも納得のお話だった。何事もない日常のその何事かを丁寧に掘り起こす話。青春ゾンビでのレビューもとても素敵。

hiko1985.hatenablog.com

 

夜は、tofubeatsといしわたり淳治と蔦谷好位置が出てた関ジャムをたまたま見たけど、面白かった。青森の高校生がここまで来たのかって勝手に感慨深くなる。この本もよく読んでた。文庫じゃなくてハードカバーのやつ。

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)

 

 

9日は、なぜか親とうなぎを食べに行った。うなぎって値段と味が釣り合っていないと前々から思っていたけど、そこのうなぎは美味しかったし、サービスが行き届いていた。

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あと、迎賓館が無料開放日だったので、初めて行ってみた。ウィーンに行った時のことを思い出した。時間帯が悪くて、逆光になるせいであまり綺麗な写真が取れなかった。

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夜は、「ヒムケン先生」と借りてきた「ビューティー・インサイド」を見た。

ヒムケン先生のゲストで飯豊まりえさんが出てたけど、日村さんと並ぶとパシフィックヒムのことを思い出して笑ってしまう。カメラ担がされたときに「これやってみたかったんです〜」って反応する飯豊さんがめちゃくちゃキュートだった回。

 

ビューティーインサイドは毎日姿が変わってしまう主人公が恋に落ちる話。いくらでもコメディっぽい話に持っていける題材なのに、王道ラブストーリーからブレないし、見た目の変化を自分がどう受け入れるか、他人にどう受け取ってもらえるか、それを踏まえてどう行動していくかっていうコミュニケーションの話として面白かった。

 

画面が綺麗で見惚れるし、ロマコメでも韓国映画レベル高え〜っていうことを改めて知る一本、あと少し時間が短ければ何も言うことがない。
去年気づいたら韓国映画を全然見てなかったので、今年は意識してチェックしていきたい。

 

あとはゴールデングローブの行方をTLから追っていた。オープニングムービーは、司会のジミー・ファロンと豪華ゲストが「ラ・ラ・ランド」の曲に合わせて踊るものだったんだけど、その一角に「ストレンジャー・シングス」の子供たちがいて、しかもかなり長い尺割かれてて、改めて人気を実感。そして、劇中で良いやつなのに余りに可哀想な扱いを受けるので、逆に人気がでているバーブも登場!


Jimmy Fallon's Golden Globes Cold Open

 

「ストレンジャー・シングス」がいかに過去の名作から影響をうけているかをカット割りから分析している動画が面白い。

www.youtube.com

あと、同時期に聞いていたこともあるけど、このドラマを見るたびにくるりの上海蟹の歌のこの歌詞を思い出す。

ずっと泣いてた 君はプレデター

決死の思いで 起こしたクーデター

もういいよ そういうの

君はもう一人じゃないから 

 

話はそれるけど、「ラ・ラ・ランド」めちゃくちゃ楽しみなんだけけど、いかんせん公開遅すぎでは。ベトナムに行った時に仲良くなった現地の大学生が、fbにベトナム語で感想書いていて、もうベトナムでも公開されているのかとおどろいた。

 

 

10日は、10時頃起床。

去年の秋からのんびりしすぎた結果、朝10時に起きられるかどうかみたいな暮らしをしていて、自己嫌悪に陥ることもしばしばあったけど、最近は逆に今しかできない贅沢だとも考えて、なんとかやっている気がする。

大学の授業に行ったあと、前日のメリル・ストリープのスピーチが話題になっていたので、こんな記事を書いてみた。

m-tenenbaum.hatenablog.com

あとは、ちょうどある企業のインターンに参加している後輩の相談に乗る。もっとハウツー的な意見が欲しかったのかもしれないけど、わりとメンタル面よりの話を進めてしまったので少し反省。 

大学では映画の授業を取っていて、黒沢清の「トウキョウソナタ」や矢崎仁司の「磨トロベリーショートケイクス」を見ながら都市の描き方について考察してみるみたいな回だった。トウキョウソナタはこんなブログを書いてしまうくらい好き

m-tenenbaum.hatenablog.com